ROKO's Fair World

*日常からフェアな世界をつくる*

フェアトレードとは??

フェアトレードショップで働くようになり、改めてフェアトレードについて考える今日この頃。

 

百貨店への催事出店のお仕事もあり、出会うお客さんの中にも"フェアトレードなんだ!"と口にされる方もいます。わたしがフェアトレードを知った5〜6年前より認知度はかなり上がっているように感じます。

 

ことばは知っているけど意味や内容までしっかり理解している方は果たしてどれくらいいるのでしょうか。

 

わたしの考えも含み、フェアトレードについてご紹介したいと思います。

 

簡単にいうと(いつも簡単に言えずに悩むのですが…)

 

途上国の人々に仕事の機会を提供し、自立を図るしくみ

 

作り手、買い手どちらにとってもプラスになる

 

 

 

私達が普段着ているお洋服、使っているカバンやアクセサリー、食べているモノなどなど…たくさんのモノは海外、特に人件費の安い途上国から輸入されています。そのモノはどうやって作られているか考えたことがありますか?

 

労働環境は悪く、作り手のお給料も安い、児童労働があったり…私達が安くて得な買い物ができたと喜ぶ反面、作り手側の環境は悪いのです。

 

わたしはフェアトレードと出会い、改めて自分が普段使ったり食べたりするモノの裏側を知るきっかけとなりました。

 

フェアトレード(FairTrade)とは日本語に訳すと公正な貿易

 

生産者と直接の取引きをすることで不当な中間業者との取引きをなくす。

 

直接取引きしているので生産者の顔が見える。

 

生産費など前払いをして借金をすることなく生産し、生産者の生活を守る。

 

消費者のニーズを伝え、必要な技術指導を行う。

 

過酷な労働環境の改善。

 

児童労働をなくし、子どもの権利を守る。

 

環境に配慮。

(有害物質を使わない染料でお洋服が作られる、農薬を使わずに作る。)

 

などなど

国際フェアトレード基準について下記をご参照いただけたら

国際フェアトレード基準 : フェアトレード・ラベル・ジャパン / Fairtrade Label Japan

 

わたしはフェアトレードを上記のような概念として初めにとらえたので、自分が実際にフェアトレード商品を買って使うということをあまりしておりませんでした。どちらかというと、学生時期はイベントを企画しフェアトレードを広めることに力を入れておりました。

しかし、フェアトレード商品を売る、商品を企画するというお仕事に 携わって、消費者が購入しないと作り手の仕事がない、また、消費者がほしいと思う商品の企画、生産者の技術向上も必要と感じます。

 

フェアトレードだから買うではなく、手にしたモノ、気に入って買ったモノがフェアトレードであったというのが理想的な形かなと。

 

フェアトレードに関することやわたしの考えはまだまだ発信していきたいと思います。

 

 

写真はわたしの大好きなピープルツリーのチョコレートです♡秋冬だけの商品なので11月ごろの発売を楽しみに待っております(笑)

ちなみにピープルツリーは日本初のフェアトレードブランド。今年で25周年です。お洋服、バック、アクセサリーなど、エシカル・環境にやさしいファッションをつくり続けています。アジア・アフリカ・南米など約150の生産団体とつながり、途上国の人々に仕事の機会を作っています。

 

ご興味があればぜひピープルツリーのサイトもご覧ください!

オーガニックコットン通販 フェアトレード・チョコレート、販売サイトPeople Tree

 

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