ROKO's Fair World

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叶えたい夢とは…

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少し前に難民映画祭で「ソニータ」という作品を見てきました。

 

いくつか映画がある中で「ソニータ」を見に行こうと選んだわたしの中のキーワードが"夢"と"女性"でした。

 

 

イランに暮らすアフガニスタン難民のソニータという18歳の少女のドキュメンタリー映画。

 

彼女の夢はラップミュージシャン

 

親から結婚を強いられるが自分の夢を諦めずに進む。

 

 

アフガニスタンの現在も続く不安定な状況やイランでの難民の生活についても垣間見ることができます。

 

詳しい映画のストーリーについては映画のオフィシャルサイトを見ていただけたらと。

映画について | 映画『ソニータ』オフィシャルサイト

 

 

アフガニスタンの古くからの慣習、10代の少女が結婚せざるを得ない状況。イスラム国の中でも特にアフガニスタンは古い慣習が残っているとのこと。親が娘の結婚相手からの結納金と引き換えに幼い娘に結婚を強いる。古い慣習が続く理由に貧困が繋がっているとも思われる。

アフガニスタンは何年も続いた内戦時代やタリバン政権の発足、9.11同時多発テロ後のアメリカによる軍事作戦など、国内情勢が不安定なために国内外に数多く難民となった人がいます。

 

難民、女性といったハンデもある中、主人公のソニータはどうしても叶えたい夢があるからこそ、どんな困難な状況に陥っても諦めないで問題を解決しようとする。

 

その姿勢が親や周りの人々に伝わってソニータに奇跡とも思われるチャンスに繋がる。

 

 

結局は何か困難にぶつかったときに問題を解決するかどうかは、その叶えたい夢が本当に叶えたい夢かにもよる。

 

諦めてしまうような夢はどうしてもやりたいと思う夢ではない。

 

叶えたい夢があることは今、目の前にある問題や日常に対する考えを変えることができる。

 

 

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